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BEAUTY INNOVATOR AWARD 2018 トータルクリエーション部門 グランプリを獲得! 『in chelsea』代表 照屋寛倖にインタビュー!

2019年3月5日(火)に、資生堂が主催する「BEAUTY INNOVATOR AWARD 2018」が行われ、そのトータルクリエーション部門にて、北名古屋市にあるヘアサロン『in chelsea』の代表、照屋寛倖が見事グランプリを獲得した。そこで早速、本人に受賞についてインタビューを敢行。その喜びと作品について語ってもらった。さらに、『照屋塾』といった照屋の活動にも注目。その目的から今後の目標を訊いた。


in chelsea代表:照屋 寛倖-HIROYUKI TERUYA-


 ー資生堂のコンテスト「BEAUTY INNOVATOR AWARD 2018 トータルクリエーション部門」のグランプリおめでとうございます!まずは、受賞の感想からお願いします

 

うれしかったですが、ビックリもしました。僕の中で、資生堂のコンテストは完璧なビューティーのイメージだったので、僕が作るものはちょっと違うなと思っていて。だから、正直グランプリを取れるなんて全く思っていませんでした。

 

 

 

ーそうだったんですね。この部門は、「サロンスタイルの殻を打ち破る斬新でクリエイティブなスタイル」とのことですが、どのようなテーマで作品を作られたのでしょうか?

 

モデルをしてくれた女の子が結構髪を切らしてくれたので、めちゃくちゃ刈り上げるなどカットもカラーもギリギリまで攻めました。画は衣装は赤とだけ決めて、髪を切りながら撮ってを繰り返して作っていき、最後に赤い布を使った感じです。

 

 

ー赤が印象的な写真ですね

 

それも資生堂に上手くハマったのかなと思っています。何となく資生堂は赤が強いイメージがあったので。

 

ーなるほど。最終的にこの写真でいこう!となった決め手は何でした?

 

最終的にこの写真にしたのは、一番強さが入った感じだったからです。

 

 

ーこの写真に辿り着くまでに苦労したところを教えてください

 

それが、いつもは悩みながら作ることが多いんですが、今回は最初からサクサクいったんですよ(笑)。

 

ーそうだったんですね!では、照屋さんご自身はなぜグランプリを取れたと思います?

 

これまでメイクは自分でやるかスタッフにやってもらっていましたが、今回はメイクをやっている友達の美容師に頼みました。僕が普段やらないメイクを施してくれたのが、僕的には一番良かったのではないかと思っています。自分だけじゃなくて、その子が持ち上げてくれたんだなと。

 

ーいつもと違う血が注ぎ込まれたのもグランプリを取れたひとつの要因だったわけですね

 

そうですね。あと、あまり動かさず純粋にカットスタイルで魅せられたのも良かったと思います。他のファイナリストの方たちはみんな動かしている感じでしたから。

 

 

ー確かにそうですね。全部を見ると照屋さんの作品が目立ちます

 

みなさんおそらく外国人のモデルさんで、ウィッグを使っていると思います。ただ、資生堂はそういうものが多いイメージなので、そうなるのが普通かなと。だからこそ、僕の作品が選ばれたのは意外だったし、リアルな作品で勝負して勝てたのはうれしかったです。ひょっとしたら資生堂も変わろうとしているのかもしれないですね。

 

 

ーその可能性もあるかもしれないですね。グランプリの反響はいかがでした?

 

花がたくさん届きました(笑)。いろいろな人から届きましたし、いろいろな所で「おめでとうございます」と言ってもらえるので、やっぱり違うなと思いました。

 

ーグランプリはそれぐらい栄誉なことですから。また、照屋さんは定期的に『照屋塾』というフォト講習をされています。どのような講習か教えていただけますか?

 

普通に作品を作っていくだけですが、作品を作るまでのプランをFacebookに作ったグループに投稿してもらい、それに対して僕が色々と言っています。そして、当日ヘアを作って写真を撮る際にもアドバイスする感じです。

 

 

ー先にFacebookを使ってディスカッションしてから作品作りをする流れは面白いですね。その講習を始めたのは誰かにお願いされたからですか?

 

他の美容師さんから「写真を撮ってほしい」と頼まれて、じゃあ何回かのコースでやる?となったことがきっかけでした。最初は少人数でやっていたのですが、楽しかったのでもう少し人数を増やそうと思ってインスタで募集したらめっちゃ来て(笑)。ひとグループ作る予定だったのが、3グループできるぐらい集まりました。ディスカッションは最初ラインで個別にやっていましたが、Facebookにグループを作ることで、みんなが他の人の作品や僕とのやり取りを見られて勉強になるので今はそのやり方にしています。コンテストで賞を取りたいという目標を持っている人が集まっていますよ。

 

 

ー今回照屋さんが賞を取ったことで、さらに生徒さんが増えそうですね

 

結構問い合わせも来ているので、そうなるんですかね〜(笑)。

 

ー間違いなくそうなると思います(笑)。これまでの講習から照屋さん自身

が影響を受けたこともあります?

 

すごく準備してちゃんとやっている人が多いので、そういう人たちを見て自分もちゃんとやらなきゃとは思います。お金を払ってここ(北名古屋市)まで来ているので、みんな熱量がある。そこにいい影響を受けています。

 

 

ーその熱量に応えるのも大変そうですね。さらに、『D.N.A』というセミナーも行なっていますが、こちらについても教えていただけますか?

 

ナプラさんが「お店でセミナーをやらないですか?」と提案してくれたところから始まったので、『D.N.A』は僕個人ではなくサロンの撮影セミナーです。一般的に募集して50人ぐらいに集まってもらい、僕やうちのスタッフの撮影を見せています。サロンでやることはなかなかないので、スタッフにいい機会を与えてあげられたなと思っています。

 

ースタッフさんにとってはなかなか経験できることではないので、いい場になっていますね

 

そうですよね。セミナーで自分がそこに立てることはなかなかない。僕もそこまで行くのにすごく時間がかかったので。プレッシャーもかなりあるとは思いますが、いい経験だと思いますね。

 

ー今後も続けていく予定ですか?

 

そうですね。次はうちのメンバーじゃなく、『照屋塾』に来てくれている人たちを選抜で出せたら面白いなと思っています。

 

ーそれは新しい試みですね。また、照屋さんへのオファーはアパレルからもあると聞きました。どのようなオファーがあったのでしょうか?

 

yuta matsuoka」というブランドのS/SとA/Wのルック撮影をしました。僕のインスタの写真を見て、僕が撮る写真の世界観を気に入っていただいてカメラマンとしてオファーしていただいて。

 

 

ーオファーが来た時はどう思いました?

 

単純にうれしかったですね。アパレルという違う業界の人から写真や世界観をいいと言ってもらえたので。

 

ーアパレルの撮影で得られたものはありました?

 

全身を撮る難しさが分かりました。特に光が難しかったです。全身を入れるような、引いて撮ることは今後に活かせるなと思いました。

 

ーアパレルの撮影はこれからもやりたいですか?

 

やっていきたいとは思わないですが、依頼があって話を聞いていいなと思ったらやろうかなぐらいです。ヘアとは違い全身を撮るので、分からない部分もあるし難しい。要相談という感じですね(笑)。

 

 

ーアパレル繋がりでお聞きします。コレクションでヘアメイクをやりたいなとは思われます?

ないですね。コレクションのヘアメイクをやりたいという人は多いと思いますが、僕はたぶん写真にしたいのかな。何回も見られるから写真の方がいい。コンテストに関しても、モデルのコンテストも好きですが、やっぱり写真で見せたいなと思っちゃうので。

 

 

ーなるほど。では、オファーがあったらやりたいことはあります?

 

美容の業界誌をやりたいです。

 

ー近い将来できそうな気もしますが…

 

いや、雑誌側はそこを分けている気がするので難しいと思っています。でもやりたいですね。あと、JHAも狙いたいです。

 

ー今後の活躍も期待しています。最後に今後の目標をお願いします

 

クリエイティブは筋トレみたいな感じなのでやり続けますが、お店を大きくして充実させたいですね。まずは地域で一番のサロンを作りたいです。北名古屋市といえば『in chelsea』だと、お客さんに思ってもらいたい。「あそこへ行くと何かおしゃれだよね」という感じにしていきたいです。

 

 

INTERVIEW BY N.TSUBOI

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