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美容師の現在地 vol.15

名古屋の中心にあるから流行に敏感なお店とは限らない。郊外のお店だから流行を気にしていないのも間違いだ。場所ではなく、人。お店のオーナーはもちろん、そこで働く人が流行を取りにいっているかどうかで決まる。清須にある『EDGE』のオーナー浅川は、その卓越したコミュニケーション能力を武器に、清須にいながら個展を開くなど業界の枠を越えて発信し続けている。それが化学反応を生み、新たな潮流を作るのではなないだろうか。その担い手である浅川に自身の考えを聞いた。


「美容室とは違うコミュニティでトレンドを担っている人たち同士を繋げる役割をしたい」

EDGE代表:浅川 侑-YU ASAKAWA-


ーまずは、美容師になろうと思ったきっかけから教えていただけますか?

自分の兄が美容師になって垢抜けていく姿を見ていてカッコいいなと思って、美容師を目指すようになりました。

 

お兄さんの影響なんですね。『EDGE』さんをオープンして何年になります?

5年目です。

 

 

ー『EDGE』さんのコンセプトを教えていただけますか?

コンセプトは特になくて、ヘアとアートとメイクをメインにしています。自分自身にコンプレックスがある人たちに、髪の毛を通して自分の知らない魅力に気づいてもらい、もっと自分を好きになってほしい。そのきっかけになるような価値を提供したいと思っています。

 

 

ー『EDGE』さんのフォトを見て独自の世界観をお持ちだなと思いました。そもそも、TheMIRRORのプロフィール写真からして只者ではないなと

よく、みんなに「ボーリングやっているんですか?」って言われます(笑)。

 

 

ー確かに(笑)。撮影をするにあたり、参考にしているものがあれば教えてください

海外のファッション誌が好きで、それをよく見ています。海外の写真を見ているとワクワクするんですよ。

 

ーその写真に写っている海外の場所へ行ってみたいとも思われます?

行きたいですが、どちらかというと撮影現場に入りたいです。どのように撮っているのか、その写真がどのように作られているのかを見てみたいですね。

 

 

ーどのように撮られているのかと言えば、『EDGE』さんの写真でよく登場する木の壁が気になっていました。お店の近くにあるんですか?

あれは店のトイレの壁です。

 

ートイレの壁だったんですか!?

そうです。あまりカメラのことはよく分からないんですが、トイレで撮ると、いわゆる光が回る感じで(笑)。

 

 

ーなるほど。外ではどのような場所で撮影されています?

清須はもちろん、東京や大阪、台湾で撮ったこともあります。僕はストリートフォトにすごく興味があって、ファッションスナップを撮っているシトウレイさんの影響を受けています。

 

ーシトウレイさんの写真は自然でカッコいいですよね。浅川さんは個展もやられていますが、始めるきっかけは何だったのでしょうか?

僕は絵を書くのも好きなのですが、昔通っていた上小田井の喫茶店のマスターがすごくデッサンが上手で、店内に飾ってあったんですよ。それで僕の絵も見せていたら、「ここで個展をやってみないか」と言われて。それがきっかけです。もう10年以上前のことです。

 

ー2月18日(月)から個展を開催されますが、そのテーマをお聞きしてもよろしいでしょうか?

“STRETCH”というテーマで、僕がこの5年間で見てきた景色を展示します。自分が普段見ている景色から少し足を伸ばしてみようよという意味を込めています。

 

 

ー個展は『ROWS COFFEE』さんというコーヒーショップで開催されます。なぜこの場所を選ばれたのでしょうか?

ここのコーヒーはすごく美味しいから、みんなに飲んでほしいのと、マスターはまだ若いんですが、脱サラして人と人とのつながりを作れる場所を作りたい思いからコーヒー屋さんをオープンしたことに魅力を感じて。『ROWS COFFEE』は以前から通っていて、マスターに「外へ出て写真を撮るのが好きなんですよ」と写真を見せていたら、「じゃあここで個展をやってみない?」と話をもらったのがきっかけで開催することになりました。

 

 

ー個展に出す写真はどのように選ばれているのでしょうか?

普段は撮って終わりですが、個展となると全部自分で決めなければいけないので、理由がないものを出せないですよね。だから、いつもすごく悩みます。最終的には自分が良いと思った写真を出しますね。

 

 

ー個展は今後も続けていきたいと?

やり続けたいですね。自分のライフワークじゃないですが、定期的にやれたらいいなと思っています。

 

ー次回の個展を楽しみにしています。『EDGE』さんのホームページに「KIYOSUNA」というコンテンツを見つけたのですが、これは清須で撮ったスナップということでしょうか?

この近辺で撮った女子です。僕はポートレートを撮るときはヘアもメイクもファッションも全部自分でやって、撮影するんですけど、そういうツールを使って個性を楽しむことを写真で表現したいなと思って。地域に貢献するじゃないですけど、清須をおしゃれに撮りたいという思いもあります。

 

 

ー地域密着ですね。「KIYOSUNA」をぜひ続けていってほしいです

ありがとうございます。この前シトウレイさんが「いいね」してくれたんですよ。それがめっちゃ嬉しくて。僕はシトウさんのファッションセミナーへ行っているのですが、僕のことを見てくれているんだと思ったらすごく嬉しかったですね。

 

ーいい写真だったんだと思います。その清須で『EDGE』をどのようなサロンにしていきたいとお考えなのでしょうか?

僕は美容の最新を取り入れていきたいと思っているので、清須の人にとってのおしゃれなアンテナショップになりたいですね。

 

 

ー最新情報は栄や名駅など名古屋の中心にいる方が入ってくると思います。郊外ではトレンドを取り入れ続けるのは大変ではないでしょうか?

僕には個展のコミュニティがあるのですが、そこで例えばシトウさんのセミナーで聞いた話しを自分なりに解釈して、今や今後の流行について配信しています。そこを通して情報交換していると、自然とその人たちのインスタや美容の話になるので、情報は入ってきます。

 

ーそういうコミュニティから情報を得ているんですね。では今後やりたいことや目標を教えていただけますか?

次のパリコレが秋冬にあるので、そのバックヤードに入りたいです。世界を動かしているものなのでハードルも高いですが、ずっと世界のトレンドを作るサポートをしたいという思いがあるので、そこは避けられないですね。それと、いま自分がやっていることの延長だとは思うんですけど、美容室とは違うコミュニティでトレンドを担っている人たち同士を繋げる役割をしたいです。

 

 

ーぜひその役割を担ってほしいです。では最後に、TheMIRRORを通して伝えたいことをお願いします

まずは投稿します(笑)。TheMIRRORは個人個人のお店の発信じゃなく、東海エリアのたくさんの美容室の人たちが集まって運営してるウェブサイトだということを、一般の人にも知ってもらえるきっかけを作っていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

INTERVIEW BY N.TSUBOI

 

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